所在地:奈良市
構造規模:木造2階建
延床面積:181.23㎡
竣 工:2023年
施 工:有限会社 武中建設
写真:冨田英次
山辺の道の北「奈良道」沿いにあるのどかな住宅地、環境も古家も気に入られたことからスタートした古民家再生計画です。
しっかりとした造りの民家で、足元や屋根周りは改修が必要な状態でしたが、残すものと新しく加えるものを明確にしながら進めました。
面積も広く2階はほとんど物置だったこともあり、1階をメインに2階は必要最低限手を加えるのみとした。
畳の間(田の字)以外の通り土間や水廻りは一段下げた床レベルとすることで、高低差があり使いにくい動線も整理し、回遊性をもたせた計画とした。断熱改修や耐震改修も行い、新しい生活スタイルに合わせた現代の民家として甦りました。
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